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きょうは一気にいきますよー。長くなるかも。


「エホバの証人」になるということが、周りの人の運命をどれほど左右することになるか など、当事者にはほとんど分かっていないんですよね。
バプテスマを受ける時点で すでにマイコン状態に入っているんですから。

丸太もバプテスマの討議に入る前に真剣に考えました。「組織」の一員になることに大きな抵抗があったからです。もともと大きな集まりがキライなんですね。だから大会も苦手でした。

丸太の頃は教科書が「永遠に生きる」-そう、あの赤い本ですねーだったのですが、その22章の「真の宗教を見分ける」を繰り返し読み、自問自答しました。
ま、でも、JWの本はとても巧妙に作られていて、結局どの質問もJW流の答えに行き着くようになっているのですから、「この組織がほんとうに神に用いられているのか」などという疑問を差しはさむ余地などありません。

「真理を見いだした!」という確信は大きな喜びであり、どんなに夫の怒声や反対があっても、その喜びが色褪せることはなかったですねぇ。

自分がエホバの証人になることが、どれほど 夫、両親、親族、そして子供たちを困惑させることになったか、どれほど深い問題を生み出したか、ここに挙げるべくもありません。


ただ、自分がエホバの証人になっていなかったなら、早い時期に離婚していたかもしれず、今では真逆の超教育ママになって別の意味で子供たちを追い込んでいたかもしれません。
人生何通りもの生き方はできないのですから、今となってはただ想像するばかりですが・・・



丸太がJWになってから、夫は「気持ちが悪い」と言って手にすら触れようとしなくなりました。サタンが夫の難しい性格を巧みに用いて、「わたしたち真理を知る者」を迫害しているのであって、エホバはいつか丸太の家族を真理において一つにしてくださるかもしれないと、という浅はかな望みを抱いていました。
でも一方で、夫婦の溝は深まる一方だったように思います。


「『わたしは神を愛する』と言いながら自分の兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。自分がすでに見ている兄弟を愛さない者は、見たことのない神を愛することはできないからです。」
 (ヨハネ第一 4:20)
この聖句が丸太をずっと苦しめました。
丸太は夫を憎んではいませんでしたが、ほんとうに心から愛しているのかずっと自分の内で疑問に思っていたからです。
一番身近な兄弟とも言える夫を愛せない人間がエホバ神を愛する資格があるのか、エホバの証人といえる資格があるのか・・・ パウロを苦しめた肉体の棘のように丸太も苦しめられました。


JWをもっと早く辞めちゃえばよかったのにね。。



こうして間の溝を深めながら、いわばエホバを中心とした不幸な日々が過ぎて行き、恐らく夫の心の中にはいつも「離婚」という二文字が重石のようにあったのではないかと思います。丸太も離れてしまった方が互いに少しでも幸福になれるのではないかと思いさまよいましたが、「離婚」はエホバが忌み嫌われることだし、エホバのみ名を辱めると考え、できないことだと決めてかかっていました。

両親や親族が年老いて、お葬式や介護という問題が増えてくると、くすぶっていた火種は一気に炎となって襲いかかってきました。
丸太にはエホバの証人としてどうしても譲れない事があります。
そしてそれは大抵夫にとってはとても大切な重んじるべき事柄です。
丸太はグレーゾーンにまで踏み込んでできる限りのことをしましたが、夫には「JWはほんとうに手を合わせることもにない」というはっきりとした認識となり、これ以上JWに関わりたくないという究極の感情に至ったようです。



丸太にも夫に落胆させられる大きな出来事がいくつかあります。

・癌の手術を受けることになった時(夫はすでに単身赴任中でしたが)、「ぼくは病院に見舞いには行かない」と宣言しました。
丸太は驚きませんでした。夫は医療と関係のある仕事に就いているので 丸太が手術を受ける大学病院とも取り引きがあり、輸血に関連した事柄に巻き込まれたくなかったのだと思います。 気の小さいところのある人ですから。

でも、手術の同意書には近い親族のサインが必須と言われる中、当時やっと20才になったばかりの上の子が、薄暗い大学病院の検査室のような部屋で心細そうにサインする姿を忘れることはできません。

無輸血に関しては寛容にOKだったんですけどね。麻酔医のDrは冷たかったけど。


・それから、病気に苦しんでいた丸太の両親に冷たかったこと。


・そして、母の葬儀の翌日に 「離婚しよう」と夫が申し出たこと。
「こんなに妻が悲しんでいるときになぜ?
 20数年夫婦として歩んできた伴侶はこんなに情け容赦のない人だったの?」
この時点で、この人と人生を全うすることはできない、と悟りました。



でもね、このほとんどすべては丸太が エホバという神を JWという組織を選んだためなんですね。
誠実に妻としてできる限りのことはしてきたけれど(JWの律法の許す範囲で)、夫のエホバに対する憎しみも、消したくても消せないほど強かったということでしょう。





うわぁーーー。今日も終わらなかった・・・

もうほんのちょっとで「丸太のつまらない半生記」も終わります。

次回でお許しを~~~

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