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2010.03.16 「1Q84」
「1Q84」読みました。


(これから読まれる方ごめんなさい~
 と言っても全然深く掘り下げてません汗)





すごく楽しみにしていたし、どんどん惹きつけて飽きずに読ませるのは
さすが村上さんだな、とは思ったんですが
読んだ後あまり何も残らなかったのはまだこの物語が完結しておらず、続きがあるからなんでしょうね。





何も残らなかったというのは、ま、語弊があります。

両親が「証人会」と呼ばれる宗教団体で活動している主人公のひとり青豆。
この本をJW二世が読めば、自分の姿をそこに重ねて動揺せずにはいられないと思います。

一方でその親の立場に近似している丸太は
その親達が暗い洞窟で背を低くしている化け物のように感じられてゾッとしました。
つまりかつての自分は正常な人から見るとそのような存在だったのかなぁ、と。
重いものが体の底に残りました。。 瓶の底に沈んだワインの澱のように。



読後にいろいろ書評を読むと、
「さきがけ」と称するカルト的な新興宗教団体を、実在するさまざまな団体
(オウム真理教、幸福会ヤマギシ会、連合赤軍のような過激派?)をごちゃ混ぜ的に表してるのに対して
「証人会」に関してはそのものズバリに「エホバの証人」と同義として表現しているのはかなり特殊みたいですね。
ほんとうにこの「証人会」はエホバの証人そのものです。
何か村上さんに思惑があるんでしょうか。。?





丸太的には村上作品は少々苦手で、最初に「ノルウェイの森」を読んだのがいけなかったんだと思いますが、
「海辺のカフカ」でかなり魅きつけられましたので今回は相当楽しみでした。
引っ越し等々で読むのが遅くなっちゃたんですが、心して読みたいと思ってたので。


まず世間でも評判になった冒頭に出てくるヤナーチェクの「シンフォニエッタ」。
この大好きな曲が出てくるだけでも読むに値したんです(笑

一時期吹奏楽のコンクールの自由曲でこの曲が流行ったんですね。
「流行った」という言葉では片付けられないほどこの曲は難しいんですが。
金管の華やかさが素晴しい曲です。

余談ですが、丸太吹奏楽を6年きっちり経験してます。丸太の青春ですね。ごめんなさい。
(それで体は弱いんですが、肺活量は相当です(笑)



総じて丸太的にはブランドの名がうじゃうじゃ出てくると拒否反応を示してしまうんですね。
だから「ノルウェイの森」はまったくその点でダメでした(そこか!?!
それからよく言われる性描写。あれがそこまで必要か。アレルギーが出ます。

加えて言わせてもらえば
村上さんの作品って土とか汗とか、そんな匂い(臭い)が無いんですね。
そこがかれの魅力でもあるし、ある人々を惹きつけるんだと思うんですが
丸太的には物足りない、もしくは心が揺さぶられない、というところでしょうか。





でも、ここで書いたのは教養のないただのおばさんですから
村上ファンの方許してください~
こう言いながら、ミーハー的にこれからも村上さんの著作は読み続けるはずです。多分。



読むまで知らなかったんですが、主人公のひとり、天悟のアパートが高円寺にあるという
この設定だけでも丸太にとっては小躍りできる、というオチでした~(*´∀`*)



ぜひ皆さんも一読あれ。
自分の身に引き付けて読むのもよし。
長い悠久の流れを意識して読むのもよし。


村上ワールドが楽しめます(*´∀`*)






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